3Dデータを打ち出してみる(丹波 安口西砦)


データから現物へ

こういうモノづくりっていうのは、当然ながら制作前の計画・設計・デザインなどの細かな検討事項があります。しかし、頭の中と実際にやってみた結果は大概違うもの。だから、あんまり机上でグダグダやってないで、造ってみることが大事だと思い、歩を先に進めました。

ということで、試作として作った3Dデータを現物のものにする必要があります。
この現物化も方法が様々考えられます。

簡単なのは、造ったデータをそのまま3Dプリンター(光造形)で打ち出すこと。しかし、A4サイズくらいの山城を想定している場合、家庭用の3Dプリンターでは大きさが対応できません。業務用マシンのある企業様に問い合わせもしましたが、到底採算には合わないお値段です。これも時代が進めば安くなるかもしれませんね。

次に考えたのが、ちょっと大きめのマシンで4分割で打ち出し、それを結合処理してFRPで型取りするという方法。こちらも、FRPの方をシリコンで作ったりしていると結構お値段がかかり、成型方法としてNGでした。

ちょっと途方にくれましたが、最後に3Dプリンターの積層タイプならある程度大きなものも打ち出せるので、そちらでチャレンジすることになりました。最初は積層タイプはその名の通り積層が残るので研磨作業などが必要かなと思っていたのですが、マシンも良くなっていてかなり滑らかなものも作れることがわかりました。

それは次の山城製作でテスト利用するとして、この安口西砦についてはせっかく作った縄張りを活用して、ひとまず最後まで創ろうと思います。

課題はやればやるほど出てくる

打ち出しては見たものの、やっぱり思ったような立体像にはならないもの。切岸の高さや堀の深さ、郭の微妙な形や連結部分など。細かいところは言えば切りがないわけですが、それと制作工程としての負荷とのバランスを考えて、良きところで手を打たなければいけません。これは次の制作の課題として取り組んでいるところです。

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「戦国の山城製作所」サイトオーナー。
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