建物

建物の3D化をしてみよう。


今回3D化する建物はどれにするか?

見学をしてきた建物の内、山城に共通で必要そうなものを考えて、3D化するのは、以下の建造物にしました。
門:「冠木門」「棟門」「跳ね上げ門」
建物:「長屋」「御殿」「舞台櫓」「井楼矢倉」「二階楼」「風よけ小屋」
柵塀その他:「丸太柵」「土塀」「橋」

3D化は難しい・・・

まずは、寸法・図面を参考に、建物の3Dデータを制作しました。
下記は制作したデータの一部。

その後、実際の造形が必要なわけですが、最初は3Dプリンター出力サービスをされている複数の企業さまにお願いをしました。しかし、サポートから外すことが難しかったり、強度が弱かったり、そもそも小さすぎて作れないという結果に・・・・・。

そこで、3Dプリンターを購入し、自分たちで打ち出してみることにしました。
光造形の3Dプリンターで、様々な種類のレジンを使って、何度も何度も打ち出しを行い、細部の構造がしっかり打ち出せるかどうか、その後の取り扱いがしやすいかどうか、テストしながら微調整しました。

下記が打ち出した造形物の一部です。どれも数ミリの大きさで、ジオラマを創る際はピンセットで持たないと難しいくらいの大きさです。

今後の予定

ひとまず、山城を創るのに必要そうな建物を準備しました。
今後は山城でも近世城郭に近いような建造物のところもありますので、天守に近いものや多聞櫓など必要な物が出てくると思います。そちらも、チャレンジしていきたいと思います。


戦国の山城製作所

「戦国の山城製作所」サイトオーナー。 日本人は「遊び」の名人!戦国時代の山城を遊びましょう!

コメントを残す

PAGE TOP