【山城No.7】置塩城(播磨) 完成&販売開始
置塩城の歴史
置塩城は播磨の国にある。後醍醐天皇と共に鎌倉幕府打倒を果たした足利尊氏に協力した播磨の国人・赤松氏(赤松円心則村)が居城とした城である。
足利家に協力した赤松氏は室町幕府で四職の1家(他は京極氏、一色氏、山名氏)に数えられる名家となった。領地は出身地である播磨に加え、備前、美作の守護職となっていた。
北の山名氏との抗争、応仁の乱を通じて一時は没落したものの、南北朝末期に本領播磨を取り戻した。しかし、戦国時代に入ると守護としての力は無く、宗家と分家に加え、かつての重臣であった播磨各地の武将(別所氏、小寺氏など)と横並びで争う状況となっていた。そんな時代に築城されたのが宗家の本城・置塩城である。
城は、姫路市夢前町にあり、夢前川沿いの城山(標高371m)に築かれた。東西、南方へ多くの曲輪を構築し、東の本丸(防衛施設)に他、中央部には御殿や庭園などを配置し、城下町の一部を移築したような優雅な施設群を持っていたと言われています。
1577年、羽柴秀吉が侵攻してきた際に、13代・赤松則房は降伏、城を明け渡した。(その後、廃城)
普請の進捗
製作物の仕様
城名:置塩城(播磨)
城主:赤松氏(室町幕府四職、守護職)
<仕様>
・地形(土台)および建物はオールプラスチック製。
・地表面はカラーサンド仕上げ。
・サイズ: 1/1500 (横幅390mm 奥ゆき300mm 高さ100mm)
・建造物:長屋(大小)、風よけ小屋、棟門、冠木門、丸太柵、館(L字)、本堂、御殿、井楼櫓、二階櫓など
・使用素材:パウダー、液体ボンド、サーフェイサー、フォーリッジなど各種ジオラマ素材
築城に当たっては、「発掘調査概要 守護の城、置塩城跡の発掘調査結果について」(山上雅弘氏)、置塩城跡(姫路市埋蔵文化財センター)ほか、各種資料を参照させていただいております。ただし、サイズや技術的な課題もあり、記載事項の通りに再現できているものではございません。
縄張り3Dデータ
ギャラリー
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